1911年(明治44年)創業、100年以上の歴史を持つセーラー万年筆は日本で初めて量産に成功、またはカートリッジ式万年筆を他社に先駆けて発売するなど、万年筆の普及に力をささげてきました。陶器や高級木材、本革を軸の素材に取り入れたり、日本語を美しく書くことを追求した「長刀研ぎ」や「クロスポイント」といった特殊なペン先の開発にも力を入れています。 代表モデル：プロフィット、プロフェッショナルギアシリーズなど 写真はプロフィット(左)、プロフェッショナルギア(右3本)

1919年(大正8年)、東京上野にて中屋製作所を創業。世界で最初のプラチナ素材を用いたペン先や羊革ばりの万年筆を開発するなど、丁寧な物づくりに対する根強いファンが多く、幅広い年齢層から支持されています。また、近年刷新された｢3776｣シリーズは万年筆の弱点とも言えるインクの乾燥を独自の「スリップシール機構」で克服、爽やかな半透明の色軸など、様々な好みや環境に合わせた万年筆作りにも取り組んでいます。 代表モデル：3776センチュリーシリーズなど 写真は3776センチュリーシリーズ

1918年(大正７年)に並木製作所という社名で創設。国産初や革新的な製品は、日本における筆記具の発展を常に牽引してきました。現在も自社工場による緻密な製品づくりは万年筆のみならず、ボールペンやシャープペンにも活かされています。ユニークなキャップレス万年筆やショート軸万年筆、漆塗りや高級素材を使用した万年筆は、国内のみならず世界中のファンに愛されています。 代表モデル：カスタム、キャップレス、NAMIKIシリーズなど 写真はカスタムシリーズ

アウロラ社は1919年、イタリア北部の都市トリノで誕生しました。｢Made in Italy｣にこだわり、常に｢機能性｣と｢デザイン｣の調和を求めて筆記具を開発しています。 アウロラ独自の樹脂｢アウロロイド｣やエボナイトといった厳選した素材を用い、手作業による軸の削り出しや貴金属と同レベルのメッキ処理を施すなど、丁寧に作り上げられています。 代表モデル：オプティマ、タレンタム、88シリーズなど 写真はオプティマシリーズ

ペリカン社は1838年、ドイツのハノーファーにてインクメーカーとして創立されました。 1929年にはピストン式吸入機構を備えた万年筆を開発。現代のペリカン製品の礎になっています。トレードマークのペリカンと緑縞の軸は一目で分かるほど世界中の万年筆ファンから愛されています。主力商品のスーベレーンシリーズは多様なサイズから軸選びができ、多くの人に最高の書き心地を提供しています。 代表モデル：トレド、スーベレーンシリーズなど 写真はスーベレーンシリーズ

1888年、アメリカのジョージ・S・パーカーがインクの供給を理想的にコントロールする万年筆を開発。ひたむきに｢優れたペン｣を追い求め開発を続けるパーカーは、イギリスのエリザベス女王とチャールズ皇太子に英国王室御用達である名誉ある称号｢ロイヤルワラント｣の認定を受けています。より書きやすく、より優れたペンを世界の人々に・・・。そのスピリッツは、今も脈々と受け継がれています。 代表モデル：デュオフォールド、プリミエ、ソネットシリーズなど 写真はソネットシリーズ

1883年、アメリカで誕生。保険外交員であった｢ルイス・エドソン･ウォーターマン｣が自身の失敗を元に、インク漏れを起こしにくい毛細管現象を利用したペンを開発、万年筆業界に革命を起こしました。その後フランスに会社を移し、現代に至るまで、美しい造形・しなやかなライン・貴重な素材の組み合わせなど、筆記具に対する飽くなき探求心は使う者に感動と満足感をもたらしてくれます。 代表モデル：カレン、エキスパート、メトロポリタンシリーズなど 写真はカレンシリーズ

1930年、ドイツで創設されたラミーは｢機能美｣という概念に基づいて、デザインと機能性の両立を目指しています。固定概念にとらわれず、書くことが楽しくなる製品を様々な分野で活躍するデザイナーや建築家とコラボレーションして作りだしています。何十年もデザインが変わることのない筆記具は、当時の先見性や革新性を感じさせます。お子様や初心者の方にも使いやすい製品が多いのも特徴です。 代表モデル：Lamy2000、サファリシリーズなど 写真はサファリシリーズ